倉俣史朗のデザイン展に滑り込みで行ってきました。
場所は世田谷美術館で会期は11月18日から1月28日まで。
会期が終わってから書くのもどうかと思いますが自分の記録の意味を込めて書いています。
(富山県美術館で2月17日から4月7日まで開催されます)
世田谷美術館には初めて訪問しました。
用賀から15分くらい歩きましたが、半分くらいは大きな公園(砧公園:きぬたと読む)の中だったのでむしろ気持ちよく歩けました。
エントランスには早速ハウ・ハイ・ザ・ムーンが置いてありましたが、まずはぐっと堪えて展示を観ます。
倉俣史朗氏のデザインが大好物ってわけでは正直なかったのですが、実際に観たらやっぱり大好物になりました。
最近、どうも忙しくって飢えてたってのもありますが、どう考えても素敵です。
写真を撮れるスペースが渋谷Bunkamura並みに少なかったので写真が少なくて恐縮ですが、家具を中心にスケッチや設計図などたくさんの展示がありました。
いつも思うのですが、美しい家具は設計図すら美しいんですよね。
いつかうちにも額装して飾りたいです。
氏のデザインした家具はちょっと不思議で、だけども見てるとつい笑みがこぼれるというか。
↑ミス・ブランチ 写真撮れなかったのでポスターで
有名なミス・ブランチなんてずっと見てられるしそのうちだんだん気持ちが明るくなってきます。
直接座らなくても、置いてあるだけである意味機能を果たしているといえるのではないでしょうか。
オーラというかパワーというか。
またところどころに氏の言葉が展示されてるのですがこれもまた素敵なモノが多くって。
ちなみに氏の好きな言葉は「音色」だそうです。音色ってよく考えるといまいち意味わからないけど、たしかにいい言葉です。
1時間半くらい行ったり来たりを繰り返してようやく元のエントランスへ。
お目当てのハウ・ハイ・ザ・ムーンに恐る恐る腰掛けます。
おー全然座れる。
意外と耐久性もありそうです。
座り心地はまあそれなり…笑
どうやら今でも200万円くらいで買えるみたいです。気になる方は是非。
今回たまたまおんなじタイミングで展示を回ったおじさんが格好良すぎてそっちも気になってしまいました。
茶色のコーデュロイの3ピースを普通に着てて、靴は茶のシボ革のドーヴァータイプ。
おじさんになったときに真新しい服だとちょっと気恥ずかしいから、やっぱりコーデュロイやツイード、リネンなんかは若いうちから着ておく必要があるなと痛感しました。
ということで大満足の結果に。
るんるん気分で次なる目的地に進むのでした。。。