ここ3ヶ月くらい仕事がパンパンで籠りっぱなしでしたが、ようやく少し開放されたので行ってきました。
東京都庭園美術館では1年に1度、建物公開展を開催しています。
今年は4月23日から6月12日まで。ギリギリ間に合いました。
東京都庭園美術館はアールデコ様式の「旧朝香宮邸」を利用した建物です。
竣工は1933年。
建築設計は権藤要。内装設計はフランスのアンリ・ラパンが主に担当したそうです。
他にもルネ・ラリックやマックス・アングランなど当時活躍していた人達が内装に携わっていたようです。
居住エリアは宮内庁のエリート技師によるものだそうで正に和洋折衷といったところでしょうか。
展示エリアを順に見ていきましたがとにかく素晴らしく綺麗で心が落ち着きます。
普段はなかなか見られないからか、平日に関わらず来館者は多い印象でした。
↑ルネ・ラリックがデザインしたシャンデリア
↑アンリ・ラパンの壁画
↑大食堂
こんなところで食事してみたいものです。
↑2階書斎
吉田茂が使用している写真も展示されていました。
↑廊下
急にこんな床が出てくるのですが不思議とそんなに違和感はなく。
窓も大きくて開放感抜群です。
↑エルメスのレシート
たしか馬具かなにかを購入したときのレシートだそうです。さすがエルメス歴史を感じます。
↑当時のパリの紳士服店
少し見づらいですが、おそらく1920~30年頃のパリの洋服屋の写真です。豪華なディスプレイを見ているだけでテンションが上がりそうです。
↑様々な材質を使用した階段
こんな階段1つとってもとにかく素敵です。
ざっくりこんな感じで見て周りましたが見応えは十分です。
外の庭園もキレイですし、心の充電にはピッタリじゃないでしょうか。
当日は3階のウィンターガーデンが閉鎖されており見ることができなかったのが心残りです。来年公開されるのを待つとします。
ちなみにこの日はバタクのコットンスーツにマーキスのシングルモンクを履いていきました。
好きなモノを身に着けて、素敵な場所に行くってもう最高の気分です。
これからもちょくちょくこういう機会を作っていきたいと思います。