シャツ選びって難しいですよね。
相変わらず既成だとなかなか合わないので、毎度パターンオーダーしちゃってます。
谷シャツや大和シャツ、若林シャツなど国内でも名の知れた老舗シャツ屋がありますが、今では山神シャツと南シャツの2つが真っ先に出てくる方も多いのではないでしょうか。
私も1度くらいはパターンオーダーではなく、ビスポークを経験したいと思い、一昨年の9月に青山のストラスブルゴ3階にて山神さんにお願いしてきました。
普段からお世話になっている先輩と一緒に行ったのですが、ガンガン昼からワインを飲んでったため採寸中に気分が悪くなり、ちょっとだけ迷惑をおかけしながら進めました。
生地は1着目ということもあり、エントリープライスのコットン100%でホワイトのブロード+ポピュラーな襟型にしました。
エントリープライスが33,000円で、ハンドの刺繍が1文字2,000円でした。
まさか1文字2,000円とは思わなかったので3文字でお願いしたのですが、後から金額を知り驚きました。
合計39,000円+税を支払い、3ヶ月後の仮縫いに備えました。
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ビスポークシャツの仮縫い
当初は仮縫いが3ヶ月後の予定でしたが、遅れて5ヶ月の2月にまたストラスブルゴに行きました。
3階に着くなり、気さくな山神さんから、「今日は飲まれてないんですか?!」と声を掛けられちょっぴり恥ずかしくなりました。
第一印象は大切です。
早速、仮縫い用のシャツに着替えて、山神さんのチェックが入ります。
細かい寸法を確認したり、片腕切り外して肩周りを確認したりしてあっという間の約30分。
片腕切り外すのはインスタ映えすると思って、山神さんに撮影を依頼したら快く引き受けてくれました。
むしろ、フィッティングの参考にと山神さんから撮影してくる勢いです。
完成は1ヶ月後と伝えられ、帰路につきました。
ビスポークシャツの完成
やっぱり完成もちょっぴり押して、3ヶ月後の5月にまたまたストラスブルゴに行きました。
「お待たせしてすいません」と丁寧に謝罪されたのを覚えています。
早速、フィッティングルームで着てみたところ、すぐに今までのパターンオーダーのシャツとの違いがわかりました。
まず、エントリープライスとはいえ、十分に良質な生地(120番手)なので肌触りが違います。
さらに、見た目はジャストフィットよりタイト気味なのに、着心地はゆとりがあって驚くほど動きやすいのです。
腕を真上に上げてもどこも突っ張らないのは今までにない感覚だったので衝撃的でした。
すぐに2着目のオーダーを・・・と思ったのですが、ふと納期が頭をよぎり、とりあえず受け取りだけにしました。
着心地は本当に申し分ないのですが、いかんせん納期が長いので体型を維持するのが大変です。(このときは結局8ヶ月)
あとはやはり、しがないサラリーマンがオーダーを続けていくにはちと辛い価格帯です。
しかし、フライやシャルベの既製シャツに比べたら安すぎると思います。(落合正勝氏はそれでもオーダーよりフライを選んだそうですが・・・)
ちなみにシーアイランドコットンを使うと76,000円くらいとのことでした。
さすがにそこまでいくとシャツの値段ではないかなって思っちゃいます。
次はコットンリネンのブルーで是非お願いしたいと思っているのですが、結局、以降は足と財布が遠のいています。
次は南シャツかな・・・
当時は南シャツが遠かったので山神シャツを選びました。(近くても山神シャツを選んだと思いますが)
しかし今では南シャツも日本橋でオーダーできるようなので、次は南シャツで作ろうかなと思っています。
南シャツの場合はもう少し納期も価格帯も優しそうなのでとりあえず1着、年内に行けたらと考えています。(シラフで行きます)
山神シャツのような衝撃がまた味わえるのを期待してお金を貯めておきます。
今回は振り返りながらになりましたが、次にオーダー出来たらまた具体的に記事にしたいと思います。
(最近暑くてポロシャツばかりだったので、久々に出してきたのですがやっぱりシワシワでした。すいません。)