ずいぶん涼しくなったので久々に着てみましたが、やっぱり快適な着心地でした。
アイコンでも着用している、今年の3月に完成したばかりの石田洋服店のビスポークスーツです。(ネクタイはタイユアタイ)
石田洋服店にはマシンメイドとフルハンドの2種類の仕立てが選べますが、これは前者で仕立てたモノです。
生地はイタリアのトレーニョのシャークスキンで、色はチャコールグレー。
スーパー100で目付は260gと真夏以外のスリーシーズンに対応しています。
人生初のスリーピースで全体的な形はとにかく普通で、とお願いしました。
とにかく普通の形ですが、ちゃんとカッコよくて非常に気に入っています。
石田洋服店の場合は仕立て代+生地代になっているので価格もわかりやすいです。
このスーツは約12万でした。
マシンメイドとはいえ、型紙から作ってくれて、スリーピースでこのお値段とはありがたい限りです。
スポンサーリンク
スーツのディティール
とにかく普通のスーツを目指していたので、正直これといったディティールはありません。
裏地も落ち着いたネイビーにしたので、ベストの背中も同じモノになっています。
ビスポークなのでベストも襟付き等細かく指定できますが、極めてシンプルにしました。
背中の尾錠も付けていません。
スーツは気持ちゆったり作ってもらい、3つボタン段返りでクラシックなスタイルを意識しました。
ジャケットのラペル幅は9cmと若干広めです。
顔が大きいので細いラペルだとチグハグになってしまう気がするので、いつも広めを選んでいます。
ベントはサイド。なんとなくいつもサイドベンツでお願いしています。いつかノーベントにも挑戦してみたいです。
パンツはブレイシーズで吊ろうと思っていたのですが、スリーピースでブレイシーズだとトイレで本当に手間とのアドバイスをいただき、ベルト仕様にしました。
ワンプリーツで、尻やワタリにもゆとりをとって、股上も深くし、裾幅も19cmと細すぎず、太すぎないようにしました。
オーダーするようになってからパンツのシルエットの難しさに気が付いたのですが、今はこの形がとてもしっくり来ています。
今後のビスポーク
実はこのスーツは石田洋服店では2着目のビスポークにあたるのですが、特に改善点もなく満足しています。
しいて言えばラペルをもう1cm大きくしてもいいかなってくらいです。
そのため今後もしばらくは石田洋服店でビスポークを続けて行こうと思っています。
いつかはフルハンドも体験してみたいですし・・・!
神戸のお店ですが、月に一度は東京にも店主が来られていますので、関東在住で気になる方は問い合わせてみるのも良いかと思います。
私も3月以来ご無沙汰してしまっているので、年明けにでもジャケットをお願いできるようコツコツ稼いでいきたいです。
ハマるとなかなか抜け出せないビスポークの世界はまさに沼ですが、着ているだけで気分がハッピーになるので絶対にオススメです。