銀座マーキスでビスポーク【納品編】

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注文から2年。ついにこの日がやってきました。

少なからずコロナの影響もあって予定より時間がかかってしまいましたが、ようやくマーキスのビスポークシューズが納品されました。

注文編

仮縫い編

納品前はなにも手につかないくらいワクワクが止まりませんでした。

書いてる今も軽く興奮状態ですが、落ち着いてじっくり見ていこうと思います。

シングルモンクストラップ

これが今回納品された靴です。(穴空け前)

詳細は不明な茶のスエードを使ったシングルモンクストラップ。

このスエードの手触りは本当にびっくりです。毛足がすこぶる短いのにフワフワです。素人目に見ても明らかに上質なのがわかります。

バックルは光沢を抑えたアンティーク感のあるモノを使っています。

溢れ出るなんとも素朴なオーラがたまりません。

カッコイイけどカッコよすぎない。あくまで着こなしに馴染むような控え目な雰囲気がとってもグッドです。

つま先もマーキススクエアという丸みを帯びたスクエアで、なんともいえない独特の形でスエードとも相性が抜群。これは大正解です。

カカトにはシームが入ります。

革が小さかったので今回はシームレスは断念。ここらへんはもうお任せです。

納品時に何度も何度も丁寧に確認していただきストラップの穴を空けていただきました。おかげでフィッティングも素晴らしいです。

初めてのビスポークシューズだったので特に感動したのですが、足の裏の面のフィッティングが既製とは全く違うのです。

既製はフラットなのに対してマーキスは立体的というのでしょうか。

心地よく足の裏全体が支えられているようなフィッティングです。これは驚きました。

川口さん曰く、ボトムのフィッティングこそビスポークの醍醐味とのことです。

機械では決してできない、人の手だからこそできる技のようです。すごい。

雑談

今回も1時間半も滞在してしまいました。お忙しいのにすみません。

でも川口さんも非常にテンションが上がっており、一緒になってワイワイしてくれたので嬉しかったです。

当日はバタクのネイビージャケットとグレースラックスで行ったのも正解でした。まさにその着こなしにピッタリ。

すべてのアイテムがどれも主張しすぎず完璧に調和していました。これは間違いなく大人の階段上りました。

男は少々控え目な装いが大人っぽくていいのかもしれません。

川口さんもジャケットはビスポークしているそうで、1着とんでもないネイビージャケットを見せてもらいました。普通なのに普通じゃない。

普通なのに明らかに普通じゃないオーラが出ているってのが理想って話をされてましたが、今回納めていただいた靴はまさしくソレでした。

しかしまさかマーキスの靴を履ける日が来るとは・・・
これから大切に履き続けようと思います。

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