銀座マーキスでビスポーク!【注文編】

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今年はポロコートをビスポークする予定だったのですが、そんなの吹っ飛ばして遂に行ってきました。

まさか自分がマーキスでビスポークする日が来るとは思っていませんでしたが、その日は案外あっさり来ちゃいました。

当日はアドバイザー兼カメラマンの先輩に同行いただいて、約1時間半も濃厚な時間を過ごしました。(長々とすいません)

まずはディティール

当日までシングルモンクにするかタッセルローファーにするか迷っていたのですが、サンプルを色々拝見させていただいてシングルモンクに決定しました。

右のイメージ

つま先の形状もラウンドやチゼルだけでなく、様々なバリエーションがあったので3人で相談しながら決めていきました。

革は毛足の短いブラウンスエード。
夏に履いても重くなりすぎない、絶妙な色味のブラウンです。
もちろん1年中履くのですが、夏に履くスエードって特に好きなんです。

ブラウンでもたくさんの種類がありました

他にもバックルの種類やコバの張り出し具合など、様々なディティールを全体のバランスを見ながら選んでいきました。

当たり前ですが、パターンオーダーと違って、ビスポークは選択肢がかなり広いのでO型の私でもかなり悩んでしまいました。

しかし、アレコレ詰め込むよりシンプルにお任せした方が案外上手くいったりするものなので、最終的にはザックリとしたオーダーになりました。(アドバイザーが補足してくれて大変助かりました)

カラーライニングが好きなのですが、伝えるのを忘れてしまったので、仮縫い時にはしっかり伝えようと思います。

そして採寸

採寸は椅子に座った状態で行いました。

紙の上に足を置いて線でなぞっていき形をとり、土踏まずなどは特に入念になにか書き込まれていました。

大変恐縮です

また、数値を取るだけでなく、実際に触診しながら足の状態を確かめられていたのも印象的です。

紐靴とローファーではラストが違うのはなんとなくわかっていましたが、紐靴とシングルモンクでもラストが違うというのは初めて知りました。

なので、2足目を頼むときは紐靴にしろ、ローファーにしろまたラストを削ってもらうことになるそうです。お手数おかけして申し訳ありません。

しかし採寸時はけっこう緊張しました・・・

本当に恐縮です

次回へ

現在、納期は約18ヶ月で、次回の仮縫いは年内にいけるかどうかとのことでした。

急がないのでじっくりお願いしますと伝え、頭金を支払ってアトリエを後にしました。

川口さんは思っていたよりも背が高かったですが、本当に優しい方でアレコレ聞いていくうちについつい話に花が咲いてしまいました。

なんでも80歳を超えてるお客さんもいるらしく、オーダーにくる年齢層は非常に幅広いそうです。

私はもうすっかり川口さんのファンになってしまったので、今後の人生では革靴はもうマーキス以外考えられなくなりそうです。

しっかりお金を貯めつつ、次回に備えたいと思います。
(2020年の納品ラッシュが心配です・・・)

仮縫い編はコチラ

Thank you カメラマン!

製靴書 オーダーからその製作技術と哲学まで ビスポーク・シューメイキング/山口千尋

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