最近、ビスポークの定義ってすごく曖昧というか乱雑している気がしますが、このブログでは専用の型紙を作ってくれることをビスポークって言いたいなと考えています。
したがって、手縫いかミシン縫いかは問いません。
ということで今回は、千葉県市川市にありますヤマナカシャツで型紙から起こしてシャツを作っていただきました。
しかもなんとオンラインでの発注。
ぶっちゃけオンラインは結構不安でしたが、届いたシャツを見たらまったく問題ありませんでした。
お値段なんと約9,000円。
詳細は以下の通りです。
ディティール
1着目ということもあり、国産のエントリープライスの生地を選びました。
ピンポイントオックスのサックスブルー。
番手でいうと日常使いにはもってこいの80番手双糸です。
久々にボタンダウンが着たくなったので、ブロードではなくオックスにしました。
しかし、コテコテにならないよう前立ても胸ポケットもつけていません。
イタリア人がたまに着ているような、ちょこっとドレッシーなボタンダウンを狙いました。
ボタンは標準の白高瀬貝です。
バルバみたいに厚みのあるボタンは苦手なので薄めにしています。
カフスはいつもの丸みを帯びたプレーンカフス。
ここは特にこだわりがないので、オーダーする際はいつも同じモノを選んでいます。
背中にもボックスプリーツを入れたくなりますが、機能性よりもアイロンのかけやすさ重視でまっさらなノープリーツで。
だからといって背中が突っ張る感じは今のところ特にありません。
あとは襟やカフスの芯を少しだけ硬めにしてもらっています。
オンラインからの発注といえど、第2ボタンの位置を上下できたりと、とにかく豊富なオプションがあるので、色々迷ってしまいます。
サイズ感
ヤマナカシャツでは店頭での採寸はもちろん、いくつかの採寸方法があるのですが、今回は手持ちのシャツを送ってそこから数値を出す方法でお願いしました。
完成までは郵送してから約1ヶ月です。納期が早いのもありがたいです。
早速着てみたところ、特に大きな問題はなく、この価格にしてはじゅうぶんすぎる出来栄えです。
しっかりと適度にゆとりをとりつつ、野暮ったくないシルエットが出ています。
あとは洗ってみてどうなるか、細かい部分を確かめていきたいと思います。
型紙を残してくれて、値段も優しくて、オンラインから楽天ペイでも決済できてしまうので、今後はしばらくヤマナカシャツのお世話になろうと思います。
来月またブラッシュアップして2着目をお願いしてみようと思います。