先日、世田谷美術館を出てから向かったのは、最近よくお邪魔するラクアアンドシーさん。
今回はどっちかというとラクアアンドシーの方が本命でした。
それもそのハズ、なんと念願のソラーロスーツの引き取りでした。
ソラーロ欲しいっていつから言っていたでしょうか。
はじめは某大阪の先輩が着ていたクボクラシックスタイルのソラーロを見て以来なのできっと10年近くは言い続けてきたかも。
そんなソラーロがようやく手元に。これは嬉しい。
生地
今回のスーツはラクアアンドシーの既製品になります。
既製品のスーツを購入するのはかなり久しぶり。
昨年末にお店にお邪魔した際にふとソラーロの話になり、たまたま一着だけあったこのスーツを見せてもらいました。
着てみたらサイズも48相当でほぼぴったり。
お値段も最近の生地の値上がり方からするとだいぶお買い得。
後日改めてお買い上げとなりました。
生地はウィリアムハルステッドの重たいソラーロ。おそらく350gくらいあるとのことでした。
スミスウーレンのオリジナルが355gだと思うので、ほとんど同じクオリティです。
織ってるのは実際スミスウーレンって感じなのでしょうか。
この場合だとサンクロスと呼ぶのが正しいのかもですがあえてソラーロでいきたいと思います。
ヘリンボーンなどの織柄はないシンプルなタイプ。
赤と緑がとてもキレイです。
光沢が強い生地は好みではないのですが、ソラーロだけは特別です。
キレイなだけではなくタフなのがまたソラーロに惹かれるところ。
さすがはミリタリーをルーツに持つ生地です。
ジャケット
ジャケットのクラシックな雰囲気もとても気に入っています。
なんとなくイタリア北部のテーラーのような雰囲気が。
ラペルの形やその周辺のステッチなどお気に入りポイントです。
そしてなにより1番アツいところはボタンです。
ソラーロの生地と完璧に調和したカラーのナットボタン。
この色のボタンがありそうでなかなかない。
ちなみにボタンについてはラクアアンドシーの店長もかなりこだわりがあるようで2人で非常に盛り上がりました。
袖ボタンは3つ。3つは初めてです。
店長さんに3つにしときますかー?と言われたので、お願いしますーと返事して決まりました。
パンツ
裾幅が細すぎないのが決め手でした。
あとはツープリーツ。
あくまでクラシック。
着画だと細く見えるかもしれませんが20.5cmくらいあります。
ヒップだけ2cm出してもらいました。
それだけで格段に動きがラクに。
ベルトループもついていますがフロントの持ち出しが長めなのでベルトレスでもフィット感があります。
基本はベルトレスで履くつもりです。
このパンツの最大の特徴はボタンフライ。
正直これは面倒でしかないのですが、この手間すら愛せる魅力がソラーロにはあるんです。
ボタンがカッコイイから履く手間と相殺されるような。
裾のダブル幅は5cm。
いつもは4.5cmなのですがここも勧められたまんまで。
自分から見てもあまり違いがわからないし、なんなら5cmの方が気に入ってます。
まとめ
ようやく念願のソラーロをゲットです。
大事にしつつたくさん着ていきたいと思います。
さすがにまだ着るには早いので、3~6月、9~12月までのイメージで着たいと思います。(夏は暑すぎてムリ)
ソラーロの着こなしでは、
「フィリップノワレ ソラーロ」
と検索して出てくる画像が1番お気に入りです。
あとはジャンニアニェッリやBeppe Modenese(読み方わからない)がカッコイイですね。
この服も年齢を重ねてからのほうがしっくりくるのでしょう。
色々試しながら自分なりの着こなし方を模索していきたいと思います。