先日の21_21 DESIGN SIGHTから歩いて行きました。
本当はタクシーに乗りたかったけど、慣れない自分は上手に拾うことができず、結局歩いてるうちに到着してしまいました。
周りには数百メートルおきに警察官が立っており物々しい雰囲気です。
西門から入園するのですが、その際も手荷物検査が実施されていました。
↑前庭西側から撮影
本館内はすべて写真撮影禁止になっており、スマートフォンの操作も禁止されているくらいです。
建設は1909年、指揮を執ったのは片山東熊。
日本における唯一のネオ・バロック様式の宮殿建築物です。
ネオ・バロック様式についてはこれから勉強します。
片山東熊はジョサイア・コンドルの弟子にあたります。
ジョサイア・コンドルといえば三菱一号館美術館。
三菱一号館美術館が1894年ですからあちらの方が古いんですね。すごい。
1968年には村野藤吾監修のもと、昭和の大改修が始まります。
↑主庭東側から撮影
本館内では、以下の4つの間が観覧できます。
「朝日の間」
「彩鸞の間」
「花鳥の間」
「羽衣の間」
これがどれも本当に素晴らしい限りで椅子に座ってゆっくりしてきました。
甲乙つけがたいですが、特に好きだったのは「朝日の間」です。
記念にポストカードも買いました。
↑「朝日の間」
天井画を修復したり、2年かけてカーテン作ったり、1271人の職人と10006時間かけて緞通(絨緞)を作ったり。
卓越した技術力がこの部屋には詰まっています。
すべての間に巨大なシャンデリアがあってもうピッカピカでした。
前を歩いていたお年寄りが「眩しくてこりゃ見えないや~」って言っていたのが印象的です。
↑主庭の噴水
この噴水は2009年に国宝に指定されているそうです。
雨が降ってなければもっとじっくり見たかった。
この東側には1974年、谷口吉郎が設計した和風別館があります。
こちらは事前申込制のため今回は見送り。
↑前庭の中門を出たところ
当たり前でしょうが、木の一本一本も非常にキレイに手入れがされており隙がありません。流石です。
正門も噴水同様、国宝に指定されており大きな見物だったのですが、当日は少し横の部分の改修工事が入っておりあまりよく見ることができませんでした。
前庭にはキッチンカーが出ていたり、予約制のアフタヌーンティーが楽しめます。
アフタヌーンティーは是非一度体験してみたいです。
あと夜間公開のライトアップも見たい。
とても素敵な場所なので是非一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
この雰囲気にきっと圧倒されます。
まだまだこれからもあちこち行ってみたいと思います。