ちょっと前にようやく行ってきました。
場所は東京都美術館。
あの有名な前川國男設計です。
去年から美術館巡りを始めて、ここに来るのももう3回目になりますがいつ来てもワクワクします。
いい建築は不思議なパワーを感じます。
目当てのマティス展は平日にも関わらずすごい人の数でした。
外国人もたくさん来ていてコロナ前に戻りつつあることを実感しました。
マティスの作品はいくつか観たことがありましたが、改めて展覧会が開かれるほど有名だったとは。
UAの鴨志田さんがポールスチュアートのメディアでマティスについて語られていたのでその時から気になっていました。
マティス=切り絵と思っていたのですが、入場してみるとビックリ。
とても素敵な絵ばかりでどんどん惹かれていきます。
しかしまさか法律家志望からの転身だったとは。
この時代に絵を書き続けるのは実家が太いか、パトロンが付くかでもしないと難しかったんでしょう。
マティスが南仏のニースにいたときの作品はかなり好きです。
独特の色使いに非日常を感じます。
遠くから観ても、近くから観てもエネルギッシュです。
さすがフォーヴィスム(野獣派)のリーダー的存在。
「色彩の魔術師」と呼ばれているだけあって本当にキレイな色を使っています。
最後の方にある、黒に近いチャコールグレーの壁に飾られたいくつもの切り絵の作品は本当にキレイでしばらく動けずにいました。
(そのエリアは残念ながら撮影禁止)
↑撮影可能エリアの切り絵
マティスの作品集は是非手に入れたいところです。子供に見せたい。
(図録は買わない派)
マティスは生涯にわたり、新しい書き方を探求していたそうで、様々な作風の作品があります。
新しいことに挑戦し続ける姿は私も見習いたいです。
久々に興奮したマティス展は8/20まで。(月曜休館)
行く際は少しお得な解説付のチケットがオススメです。
上白石萌歌さんの穏やかな口調に癒やされます。
まだ行かれてない方は是非行ってみてください。
きっといい体験が出来ると思います。