先日紹介させてもらったNさんと日本橋周辺の建築を見て周りました。
集合は兜町ではなく茅場町。
歩くとすぐこんな地図がデカデカと出てきます。
先を歩いていくとフィリップ証券や山二証券など歴史のありそうな建築が出てきます。
↑東京証券取引所 1988年 三菱地所による設計
↑日証館(旧渋沢栄一邸) 1928年 横河工務店
ここにはアイスクリームショップが入っておりとても人気だそうです。
少し歩いて出てきたのは船をイメージしたと言われる日本橋ダイヤビルディング。
↑日本橋ダイヤビルディング 1930年
古い建築の上(横?)に新しいビルがくっついていて妙な感じ。
およそ7割程度の外壁を保存したまま内側に新しいビルを建設したようです。
ここでは三菱倉庫や江戸橋の歴史を展示したパネルや模型が見学できます。
ちなみ手前に少し写っているのが日本郵便発祥の地である日本郵便局です。
さらに歩いて今度は人通りの多い方へ。
↑三井住友信託銀行
今回一番圧倒されたのはこの建築でした。
迫力ありすぎてもはや威圧感すら感じます。
この形は実は二代目で、初代は1902年ですが関東大震災のより大きな被害を受け、1929年に今の形に建造されました。
三越と三井の間の路地には桜が咲いておりこれも非常にキレイでした。
ロベールドアノーなどの古い写真で見るパリこそ至高なんて思っていましたが、日本にもまだこんな素敵なところがありました。
そしてその裏には日本銀行が出てきます。
↑日本銀行
こちらもさすがのスケールです。こんなところで働きたい。
1896年、辰野金吾による設計です。
日本銀行を高いところから見たいと思って、隣にある貨幣博物館(無料)に入ってみましたが、ちっとも見れないし展示もあまりグッと来ませんでした。
↑最後に紹介するのはこれぞ百貨店という三越です。こちらは新館。
正直、百貨店は少しおじさん臭いイメージがありますが、今となっては自分もおじさんに近づいてきたしそんなに悪くないかなと。
むしろ大人っぽくていいんではないかとさえ思ってきました。
写真の新館の右手奥に本館があります。まさかの本館は写真撮り忘れ。
↑ちなみに1973年に完成した新館は少しサイケでした。
↑こちらは新館隣の本館の内装。隈研吾による「白く輝く森」がテーマです。
↑本館のひと際存在感のある天女(まごころ)像
本館は1914年に完成してから幾度も補修や改修が重ねられてきたようです。
今では国の重要文化財にも登録されています。
アールデコっぽい部分と東洋っぽい部分がうまく調和しておりなんともいえないスケールです。
ここだけで1つ記事が書けるくらい見どころがありそうなので、それはまたいつか別の機会にチャレンジしてみようと思います。
まとめ
今まで銀座方面は散々歩いてきましたが、日本橋方面は未開だったので大変面白かったです。
1人で歩いていても気づかないようなことをNさんは教えてくれるので大変勉強になりました。
この日は16,000歩も歩いて非常に健康的。
ランチのコレド室町のナポリピザも美味しかったです。
もう最高の一日でした。
第二弾もやりたいと思いますのでよろしくお願いします。