クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ

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大人気のクリスチャン・ディオールに行ってきました。

場所は東京都現代美術館。
昨年の「ジャン・プルーヴェ展」以来の再訪です。

始まった当初は今回はパスかなーと思っていましたが、会期が進むにつれてドンドンいい評判が入って来るので慌ててチケットを申し込みました。

それでもすぐにチケットが取れず、取れたチケットは約1ヶ月後。
改めて人気っぷりに驚きました。

いざ会場に足を運んでみると、やっぱりたくさんの人で賑わっています。

そして会場の99%が女性。
男性も少しだけ見かけましたがもれなく女性同伴。

おじさん1人で来てたのは私くらいでちょっとだけ肩身が狭かったです・・・

ディオール氏と日本は強い絆で結ばれていたそうで、日本からインスピレーションを得た作品がたくさんありました。

モードは疎いししかもドレスとなるとまったくの無知でしたが、これはなかなか観てるだけでも楽しかったです。

↑ディオール氏が手掛けたドレスなど。
他のディレクターが手掛けた作品も多数展示。

ディオール氏が急逝した後も後継者に恵まれたようで、イヴ・サンローラン、マルク・ボアン、ジャンフランコ・フェレ、ジョン・ガリアーノ、ラフ・シモンズ、マリア・グラツィア・キウリと流石に聞き覚えのあるディレクター達がブランドを支えてきました。

↑通路には写真家の高木由利子氏の作品が多数並んでおりこちらも見応え抜群。

↑大量のトワル

今回の展示では目まぐるしく世界観が変わっていくのですが、今回一番惹かれたのがここでした。

温かみのあるコットンで組まれたトワルは本物のドレスよりも親しみやすさがあるような。
もちろん日常使いするようなモノではありませんが、なぜか心落ち着く感覚でした。

↑作品がグラデーションになっています。

↑左がディオール氏本人

当然ですが、ディオール氏の着こなしも上品です。
YouTubeでディオール氏の特集みたいのを以前見たのですが、そのときも自宅にいながら非常に上品な着こなしをされていました。

ただ決して華美ではないし、むしろ控えめなのです。
ここの塩梅は是非身に着けたいところです。

↑世界中のスターが着用したドレス

↑なぜかウォーホルも

↑今回一番の見どころでしょうか。

最初の方に二階から観れて、最後の方に一階から観れるようになっています。
こういう展示の構成を考える人も大変な仕事だなと思いました。

↑バッグのトンネル

↑生島国宜氏の作品

まとめ

今回の展示は圧倒的展示数と世界観でとても刺激的でした。
完全なる非日常。

とにかくたくさんの女性客、鳴りやまないシャッター音、本当に打ちのめされました。

5/28(日)までの会期ですので気になる方はお早めに。

個人的に気になったのがこの後7/15~11/5に開催される「デイヴィッド・ホックニー展」。
これは必ず観に行きたいし本人にも会ってみたい。いつもパンチの効いた着こなししてるんです。

今年もまだまだ見逃せない展示がありそうです。

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