ポール・ケアホルム展

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暑くて外に出る気がなかなか起きない最近でしたが、どうにも芸術鑑賞したい欲が盛り上がってきたので行ってきました。

パナソニック汐留美術館で開催中のポール・ケアホルム展です。

パナソニック汐留美術館は今年2回目なので新橋駅からスムーズに行けるようになりました。
スムーズに歩ける街が増えるとなんだか楽しい気分になるのは私だけでしょうか。

ポール・ケアホルム展はその名の通りデンマークの家具デザイナーであるポール・ケアホルム氏がデザインした家具が多数展示されています。

協力はもちろん織田憲嗣氏。
北欧家具の展示といったら間違いなく織田コレクション。
それほど圧倒的な所蔵量なんでしょう。

昨年の北欧デザイン展でもお世話になりました。
一度北海道東川町の邸宅にも伺ってみたいところです。

パナソニック汐留美術館はコンパクトなサイズ感で、かつ撮影可能エリアが限定されておりますのでお客さんの流れ具合もいい感じです。

前回のフランク・ロイド・ライト展と比較するとかなり空いてる印象でした。

あ、窓口でチケットを購入する際は必ずホームページの割引クーポンを使ってください。100円引きになります。

入館すると早速雰囲気のある数々の家具を観ることができます。

北欧家具というと柔らかく温かみのある木材をイメージしがちですが、ポールケアホルムはスチールを上手くデザインに落とし込んでいます。

素材だけ見ると工業製品のようなのですが、計算され尽くした設計と見事な加工技術によってどうも普通じゃない感じがビシビシ伝わってきます。

そしてポールケアホルム氏もカッコイイ。
若い時の奥さんとのツーショット写真が展示されているのですが、これが素晴らしい。
三つボタンにしては重心が高いスーツを着ていますがこの着こなしも一切の無駄がなく完璧。
アンダーステートメントとはまさにこのことって感じです。

ずらっと椅子やテーブルが並んでちょこちょこ織田氏の解説が流れ。
ゆっくりじっくり観て周ります。

そしてあっという間に撮影可能エリアに。ここぞとばかりに撮影。

↑織田氏のポールケアホルム全仕事。
こういうの飾りたいんですよね。

↑PK22 素敵

↑和室にも合う不思議

ケアホルム氏の自宅の写真やスケッチもあるんですがやっぱりもれなく素敵なんですよね。

うちも同じ平屋なのに全然違う
子供が大きくなったら少しずつナイスな家具を集めたいと思います。

そしてラストには常設されているルオーの作品をこの名作椅子に座りながら鑑賞することができます。
これは嬉しい。


PK0、9、15、22、25の5脚が用意されています。せっかくなので順番にすべて座ってきました。

↑座りながら観たルオー

ポールケアホルム展は9/16まで。
オススメです。

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