東京都美術館から東京国立博物館へ移動してさらにもう一箇所。
初訪問となる国際子ども図書館です。
東京国立博物館から歩いて2,3分といったところでしょうか。
それしか離れていないにも関わらず、外国人観光客などもずいぶん減って落ち着いた雰囲気です。
国際子ども図書館は「レンガ棟」と「アーチ棟」の2つの建物があります。
レンガ棟はなんと1906年(明治39年)に帝国図書館として建てられました。
アーチ棟は2015年(平成27年)に安藤忠雄氏によって増設されました。
アーチ棟を建設する際にレンガ棟も同時に改修が入ったため、現在のようなレトロとモダンが入り混じった不思議な姿になったようです。
外観はホント不思議な感じで、見た瞬間テンションが上がってしまいます。
思わず「格好いい!」って言葉が出ちゃうほど。
↑レトロな建物にガラス張りの何かが刺さってる
早速中に入ってみます。
しかし建物の歴史とあまりの人の少なさに変な緊張感を覚えたのでやっぱり先に裏にあるアーチ棟を見に行くことに。
美しさ満点です。
ちなみにアーチ棟にも入ってみましたが、本当に人っ子一人いなくてすぐに出てきました。どうやらミーティングルームなどがあるようです。
少し落ち着けるためにレンガ棟にあった小さい食堂?でピザトーストをいただきました。
テラスに出て食べれるのかはわかりません。
↑レンガ棟を裏から見るとこんな感じ。ハイブリッド。
勇気を出して3階建ての3階から観ていきます。
↑素晴らしき階段。
結構撮影禁止な部屋もあったりですが、撮れるところを撮ってみました。
↑ホール。天井高い。
ホールに入ると圧倒されます。
さらにホールの窓が一部開放されて張り出し窓になっており、外壁に触れることができました。
↑ホールにあった模型。
これを観るとよくわかります。
あの刺さっていたガラスはこんな感じで貫通しているのですね。
ピザトーストを食べたのは貫通した部分でした。
次は本のミュージアムと呼ばれる部屋へ。
↑豪華な装飾。細部まで見事です。
↑エディキュールと呼ばれる建具。
館内で唯一、100年以上前の赤レンガを観ることができる場所です。
元は分電盤があったそうです。
2階と1階にもそれぞれ部屋があるのですが、撮影禁止だったりなんだりで。
↑おす登あく
↑階段を下から。階段の裏に木が貼ってあるのは珍しい。
↑大きな手すりも歴史を感じます。
思っていたより大きな建物ではないのですが、いやもうお腹いっぱいです。
完全にカルティエ展のことなど忘れていました。
夏休みになったら子供も連れていきたいです。
動物園からの国際子ども図書館なんて結構いいんじゃないかなと思います。
上野ではあとは東京文化会館と旧岩崎邸も行きたいですね。
また時間を作ってあちこち周ってみようと思います。