クラシックスタイルを目指しているといいつつなかなか洋服の話が出てこなく恐縮ですが、前回に引き続き身の回りの愛用品を紹介します。
セーラー万年筆のプロフィットスタンダード21というモデルです。
一番初めに購入したのはペリカンのデモンストレーターなのですが、どうにも漢字を書くのに不便さを感じてしまい、「漢字ならやはり日本製だろう」と安易な考えでこちらのセーラーを購入しました。
(もちろん海外製品にも漢字を書くのに適している細字のモノもあります。)
このセーラーでは主に石原出版社の10年日記を毎日書いています。一日たったの4行なのですが、少ないおかげで毎日続けやすいのです。
こちらについても本当におススメなのですが、また別の機会にでもご紹介できればと思います。
使うほど書き心地が良くなる
約3年間使用しているため、購入当時よりも書き心地は各段に柔らかくなっています。21金のペン先の馴染みのおかげでしょうか。
完全に私の筆圧や紙に対しての侵入角?を覚えているようで、まったく力をいれずともスラスラ書くことができます。
現代のボールペンも進化していて、書き心地がスラスラのモノもありますが、それとはまったく違ったスラスラ感です。(表現が難しいです・・・)
さらに上位クラスの万年筆も使用してみたい気持ちもありますが、これだけ馴染んでいるのでまだまだ現役で使っていこうと思っています。
これから万年筆を始めたい方には、モンブランやペリカンも素晴らしいと思いますが、まずは価格的にも日本製のこのクラスの一本から入ってみるのをおススメします。
ちなみに私は別売りのコンバーター(¥1,000程度)を装着し、吸入式として使用しています。
吸入式の場合、別売りのインクを購入し、そこからインクを補充する必要があります。
このインクを補充する時間が結構楽しかったり、また色を変えたりするのも簡単なので吸入式をおススメしたいと思います。
ちなみに私はパイロット社のブルーブラックをメインで使用しています。
文房具店にいったら是非さまざまな種類のインクをご覧になってほしいと思います。きっとお気に入りの一色が見つかるハズです。
しかし欲しいインクが次から次へと出てくる、カメラ好きでいうとこの「レンズ沼」ならぬ「インク沼」にハマる恐れがありますので注意が必要です。