手持ちの靴の中で1番気に入ってるのがこのスピーゴラです。いまだに世界で一番カッコイイ靴だと思っています。
2016年7月から履いてるのでもうすぐ丸4年が経過します。
かなりの頻度で履いており、1度神戸の工房にてトゥのピンとヒールを交換してもらいました。
先日、磨いてるときによく見ると、ところどころ色が抜けたりキズが入っているのに気が付きました。
それを見て、「なんだかショック〜」とはならずにニヤニヤしちゃうのが靴好きの性。(そういえばバキの性はすごいですよね)
もうこのアジのある表情を写真に納めるのに必死でした。
なんといっても1番のお気に入りポイントはトゥの色抜けです。
シボ革が吊り込みのおかげでツルッとしちゃって、さらにそこの色が抜けて来ちゃってともうコレはたまりません。
ここらへんを楽しめるのが茶靴の良いところです。今後はどんな風合いに変化していくのか楽しみです。
あとはシームレスヒールも美しい。
今後オーダーする際はすべてシームレスヒールにしてもらいたいくらい気に入ってるディティールです。(オーダー中のマーキスはどうだったかな・・・スエードだから最悪いいけど)
上質なスムースレザーのシームレスヒールをピカピカにするなんてなんと満足度MAXなことでしょう。スムースレザーもオーダーするしかない。
あとはもうなんか全体的にいい感じです。とりあえずこの革にして本当に良かったと思ってます。(その節はありがとうございます!)
手持ちで唯一のスクエアというかチゼルトゥなので、この靴の代わりはありません。
クラシコな感じのジャケパンに合わせると最高にクールです。こうして記事にすると尚、愛着が湧く気がして早く履きたくなります。
履き心地も緩くなったりせずに、最初から変わらず非常に柔らかいですし、正に唯一無二。
現在、マーキスでシングルモンクストラップを注文中で、その次のオーダーも予定している(あくまで予定)のですが、やっぱりスピーゴラもおかわりしたいかも。
なによりパターンオーダーでここまでの満足感ですから。お財布にも若干優しい。
好きな服や靴のことをこうやってアレコレ考えるのって幸福ですよね。
と、こんな感じで年に数回訪れる、「靴に対する熱量高め」の気分なうでした。
靴はガッシガシ履いてナンボ。壊れたら直して可能な限り長く履いていくのが1番カッコイイです。