春夏はかなりの頻度で履きまくっているジョンロブのロペス。
外回りは少ない方なのですが、ヒールがだいぶ減ってきていたので、2度目のヒール交換となりました。
さらに豪雨にさらされても気にせず履いていたのでアッパーには銀浮き※が・・・
※銀浮きとは革の内部の薬品やらが表面に浮き出てきてしまうこと。銀面浮きともいう。
まだまだローファーシーズンですが、さすがにリペアに出してきました。
以前は青山のユニオンワークスでお願いしていたのですが、お小遣い制になってからというもの、地元の小さな修理屋さんにお願いしています。(そんなに金額は変わりませんが)
9/4(火)に預けて9/10(月)の本日受け取ってきました。
リペア部分
ヒール交換
まずはヒールです。
純正に近くないとダメなどのこだわりがまったくないため、特に指定はしませんでした。
その結果、レザーとラバーの無難なタイプになりました。
相変わらず仕事が丁寧で、非常にキレイに装着されています。
特に依頼もしていないのにソール全体までオイルアップされていたのは嬉しいポイントでした。
ヒールを交換すると、馴染むまでは少し滑るので注意が必要です。
そして、このヒールが擦り減ったときにはオールソールしようかと思っています。
ヒドゥンチャネルもボロボロになりますし、雨でも履くのでダイナイトソールが良さそうです。
銀浮き
写真だとわかりづらいですが、触るとかなりボコボコしてしまっていてヒドい状態でした。
自分で磨いていくうちに、そのうちキレイになるだろーくらいに思っていたのですが、せっかくなので修理屋さんに聞いてみたところ施工可能だったので一緒にお願いしました。
ただし、どこまで回復するかわからないので銀浮きのリペア代金は後払いで、とのことでした。
しかし、受け取ってみたらもうバッチリ。
あんなに荒れていたアッパーがツルツルのピカピカになっていました。
ついでにワックスまでバリバリ塗ってもらい、非常に気持ちいいです。
鏡面は苦手ですが、このくらいのツヤ感は上品で素敵だと再発見しました。
プロに頼んで良かったと純粋に思いました。
とても満足な仕上がりです。
リペア費用
ヒール交換が3,000円
銀浮きが2,000円
合わせて5,000円になります。
いい靴は10年20年履ける耐久性がある、とよく言いますが、そこまで維持するにはなかなかのリペア費用がかかってきます。
今回の費用が5,000円でしたが、5,000円あれば買える靴なんていくらでもあります。
でも、そうじゃないのです。
このロペスなんてもう4年履いていますが、今だに履くたびに幸福感を得られますし、リペアなんてした日には愛着が湧いて仕方ありません。
こうやって費用をかけながら一足の靴を育てていくのが楽しいのです。(もはや趣味)
これで子供に引き継いだりしたらもうすごいことですよ。
日本でもそういう習慣がもっと増えたらいいのになーと思います。
今後もむやみに靴は増やさず、今ある靴を大切に履いていこうと思います。