石田洋服店の店主である石田原さんが東京にいらっしゃったのでジャケットを注文してきました。
石田洋服店では自身3着目となります。
当初は夏の終わりに少しでも着れるようにと、リネンでお願いしようと思ったのですが、予算の関係から今回は生地持ち込みでの注文となりました。
快諾してくださった石田原さんには感謝です。
石田洋服店では仕立て代+生地代という価格設定ですので今回は仕立て代のみ発生する形になります。
1着目、2着目と同様に今回もマシンメイドでの注文です。
お値段約50,000円。
3月に仕立て代が少しだけ値上がりしましたが、それでも十分お得だと思います。(この価格で仮縫い込みです)
今回の生地と注文
スキャバル社のウール100%のブラウン生地を持ち込んでお願いしました。
150cmの2mしかありませんのでジャケット分のみになります。おそらく15年程前のモノではないかとのことです。
目付は不明ですが(恐らく300g前後)、起毛感があるので秋冬に活躍してもらいます。
今回は少しバランスを変えて注文してみました。
ほんの少し(約1cm)だけゴージ位置や胸ポケット、ボタン位置を下げて、よりクラシック感が出るのを狙ってみました。
あとはラペル部分のダブルステッチも初めてお願いしてみました。これはカジュアルな仕様ですが、この生地に合いそうなディティールだったので採用しました。
また、袖は控え目なマニカカミーチャでボタンは1つです。
マニカカミーチャは初めてですが、実物を見せてもらい、仕事でもまったく問題ないと判断しました。これからジャケットではマイ定番になりそうです。
グレースラックスはもちろんですが、デニムに合わせても違和感のないスタイルが出来てくれたらと願っています。
今後のスケジュール
仮縫いが約1ヶ月後で、仮縫い後また約1ヶ月で納品となります。
合計すると注文からわずか2ヶ月で納品されることになりますので、かなりスピーディーなお仕事です。
持ち込みだけでは申し訳ないので、出来上がる頃に、次はスラックスをお願いしようかと思っています。(シンプルなグレーのフラノか・・・)
また仮縫いの日が来ましたら、その様子をアップしたいと思います。
P.S
今回はビスポークに興味津々の後輩を連れていきましたが、無事にコチラ側の世界に連れ込むことに成功しました。
石田洋服店は踏み込みやすいプライスになっておりますので、迷ってる方がいましたらお気軽に問い合わせてみてください。