前の記事と順番が前後してしまいましたが、これがマイファーストビスポークジャケットになります。
注文したのが2017年10月で、納品されたのが同年の12月です。
納品されてからというもの、シーズン中はおよそ週2回のペースで着ていますが、まだまだ硬い部分もあり完全に馴染んでるとはいい難いです。
その分、長い付き合いになりそうな予感をビシビシ感じます。
各ディティール
生地はH.レッサー社のツイードっぽいウール100%です。
この生地はどうやらH.レッサー社がカルロバルベラ社に織らせたモノらしく、なかなかに珍しい生地だそうです。(バンチではなく反物でした)
店主の石田原さんが東京に来られる前に、茶系のチェック生地をリクエストしておいて、いくつか候補を持ってきていただいた中から選びました。
3つボタン段返り、サイドベンツ、袖ボタン並び4つはもう私の中ではデフォルトで、裏地はキュプラのエンジです。
スーツではなくジャケットということで胸ポケット以外をパッチポケットにしています。柄合わせも見事です。
初回のオーダーなので特に細かいディティールはお願いせず、シンプルな形で基本お任せでお願いしました。
ついでにパンツも
迷っていたのですが、いざジャケットを注文したらパンツも一緒にお願いしたくなっちゃうのが紳士の性。
結局、SOLBIATI社のコットン100%で薄いベージュの細畝コーデュロイパンツも一緒にお願いしました。
毛並みも選ぶことができたので、なんとなく直感で逆毛にしました。
ベルトループありで、裾幅19センチ、ダブル幅4.5センチのいたってシンプルなカジュアルパンツです。
このジャケットはもちろん、リングジャケットのネイビージャケットとも合わせやすく、注文しておいて良かったと思えるパンツになりました。
ちなみに家計簿によると、お値段は上下で117,100円です。
たくさん着込むべし
話をジャケットに戻しますが、派手と思っていた柄でも着てみると意外にもそんなに悪目立ちしないことに気が付きました。(自分が慣れただけかな)
このジャケットを着るときはチーフもしないで、他のアイテムもなるべくシンプルにするよう心がけています。
紺の起毛感のあるソリッドタイや茶のニットタイ、ミディアムグレーの無地のスラックスを合わせることが多いです。持っていませんが恐らくネイビーのスラックスも相性はバッチリです。
デニムにも合うのでカジュアルにも使えます。タートルネックに合わせるのもイケてると思います。
1着目のオーダーにしてはずいぶん思い切った柄でしたが、本当に気に入ったモノが完成しました。
もっと着こんで全体的にクタッてくるのを楽しみにしたいと思います。
次のオーダーも楽しみです。