登山が好きで、結婚する前はこれくらいの時期にちょくちょく山に出掛けていました。
高い山に挑戦するってよりは、比較的簡単な山で気分転換するくらいなので、特に専門的な装備や知識はあまり持ち合わせていません。
しかし、そこは「形から入る男、東日本代表」を自称する私ですので、しっかりブーツには拘りました。
それがこの2015年に巣鴨のgoroでオーダーしたマウンテンブーツ S8です。
店主の森本さんが対応してくださり、足型を測ったり、足の形を見ながら、それに合わせてオーダーシートを作製しました。
私は両足ともカカトの骨がやたら出っ張っている箇所があるので、その部分には革を足して対応してくださいました。
森本さんは現代にはなかなか見ないタイプでお人柄で、すぐに話に引き込まれたのを覚えています。
そして、オーダーから４ヶ月程度で完成しました。
ブーツと一緒にオススメされたB＋の高機能なインソールも購入しました。
もちろんこのインソールを入れる前提でオーダーしていますので、インソール込みでのフィッティングです。
靴本体とインソールを含めてお値段はたしか40,000円程度でした。（2018現在、S8本体37,800円）
持つと重いけど履くと軽いブーツ
S8のメンテナンス
完成後のスエードは表面が整っていて優しい表情ですが、これではgoroのマウンテンブーツとしては未完成です。
防水性をさらに高めるために、さらに同時購入したコロニルのレザーワックスを表面のスエードに塗り込みまくります。
これが結構大変な作業でして中々上手くいきません。妥協しながら多少のムラには目を瞑り、作業完了とした覚えがあります。
控え目なロゴがいい感じ
塗った後が現在の様子です。
塗る前の写真がなくて申し訳ないのですが、ガラッと表情を変えて、いかにもワイルド＆タフな感じになります。ひとまずこれで完成です。
あとは履くたびに土や泥をブラッシングや水洗いでしっかり落として、またレザーワックスを塗りたくります。
メンテナンスするごとに表情が変わっていくのでエイジングも楽しく、どんどん愛着が湧いてきます。
完成後、すぐに結婚したので実際履いた数は２～３回ですが、今でも定期的にブラッシングは行っています。
子供がもう少し大きくなったら、この靴を履いて一緒にハイキングでもしてみたいです。
とにかく頑丈なので、いずれは子供に受け継げるように大切に履いていきたいと思います。
