本当に久々に雑誌(¥1,199)を購入しました。
季節ごとに発刊される(年に4冊)メンズプレシャスは昔から好きで、よく買ったり立ち読みしたりしてました。他にもTHE RAKEやメンズEX、UOMO、POPEYEは大人になってからよく読んでいました。
そういえば学生の頃は、部活が終わってから部室で友達と二人でメンズノンノを読んでいました。
その友達は現在、超人気ブランドに勤めながら日々、汗を流しています。
お小遣い制になってからというもの雑誌の立ち読み及び購入は長いこと遠ざかっていましたが、たまたま入った本屋で表紙を見かけてすぐにレジで決済してました。
白洲次郎という男
かつて白洲次郎という洒落ものがいたというのはもちろん知ってはいましたが、詳細までは知らず、また歴史に疎いこともあり、それならばと興味をそそられました。
表紙をよく見ると氏のスーツのピンストライプ(チョークストライプ?)のかすれ具合がなんとも素敵です。
また、中を見ると他にも氏の素敵な写真がいくつもあり、満足度はかなり高めです。
相変わらず情報量が多めなので一度では読み切れないほどです。
ちなみに、氏が愛用していたスーツはヘンリー・プールのビスポークのようです。50歳を過ぎてから初めてビスポークしたようですが、それ以前の着こなしも見事なものです。
これを見たら氏の着こなしに触発されて、ダブルのスーツをオーダーしたくなること間違いなし・・・!
その他のコンテンツも充実
他にも「紳士の楽園 キューバ」の特集や、ユナイテッドアローズの鴨下氏、ビームスの中村氏が語るコットンスーツに関するページなど読み応えはバツグンです。(全227ページ)
個人的には、「旅名人のお洒落スタイル、教えます!」コーナー内の、セブンフォールド代表取締役 加賀健二氏が提案する装いが大ヒットでした。(リネンのプルオーバーシャツを初めてみました)
言わずと知れた、香港ジ・アーモリーの「マーク・チョーのお洒落術」も参考になりました。
ふと思ったこと
私がスラスラ目を通していて、ふと目が止まるのは大体普通の装いに関するものでした。(ネイビージャケット+グレースラックスなど)
なんでもない普通の装いなんだけど、なぜか普通でないオーラが漂っている。これが私が憧れるクラシックスタイルなんだと再確認しました。この境地に辿り着くにはどうするべきなのか・・・
時間をかけて自分のスタイルを見つけていきたいと思います。
こんな時代でもオンラインではなく、紙として手元に残して、また数年後にお気に入りのページをボロボロにしながら見返してみるのも面白そうです。