最近は展覧会をハシゴすることが多くなってきました。
ポールケアホルム展に続いてお邪魔したのが「トリオ展」。
東京国立近代美術館は初訪問でした。
以前、大竹伸朗展を開催している時に行くかすごく迷いましたが結局行かずじまいでした。
トリオ展ではパリ、東京、大阪の3つの都市にある美術館の作品をテーマ毎に並べて展示するという新しい企画です。
パリは、パリ市立近大美術館
東京は、東京国立近大美術館
大阪は、大阪中之島美術館
パリと大阪もいつか行ってみたいところです。
今回の展示ではたくさんの作家の作品を一気に観れるチャンスということでじっくり観て周りました。
↑「セヴェスト通り」モーリス・ユトリロ
初めて聞いた作家さんですが、これはかなり好みの作品。
昔のヨーロッパの街並みにはいつも惹かれてしまいます。
↑「無題」ジャン・ミシェル・バスキア
生でバスキアを観るのは初めて。
なるほどこれがバスキアか。
↑「慰めのアンティゴネ」ジョルジョ・デ・キリコ
先日、観に行ったデ・キリコとも再会。
遠目から観ても一目でデ・キリコとわかる作品です。
↑「コントルポアン」岡本太郎
こんな岡本太郎の作品もあるんですね。
もっと激しいモノばかりかと思ってましたが意外でした。
↑「ミス・ブランチ」倉俣史朗
ミス・ブランチは個人的にも大好きな作品。
家に置きたいくらい。
こんな具合に総勢110名、150作品あまりが展示されています。
少し時間がタイトだったので音声ガイドは省いたのですがこれは失敗でした。
簡単な説明はあるものの、どうしてこの3作品が並んでいるのかイマイチ掴みきれないまま終わってしまいました。
でもたくさんの作品が観れたので良しとします。
絵だけでなくロベール・ドアノーの写真などもあり見応えは十分。
でも唯一残念だったのは萬鉄五郎の「裸体美人」がなぜか引っ込んでて観れませんでした。
(8/9から展示が再開するそうです)
せっかくなので常設展の「MOMATコレクション」も急ぎ足で観てきました。
こっちもすんごい量でちゃんと観て周ったら半日くらいかかりそうです。
素晴らしい景色に前で一息ついてからまた足早に周ります。
ここはまた来てゆっくりしたいところです。
ミュージアムショップもガラス張りでオシャレ。
あの照明はイサムノグチでしょうか。
我が家のリビングにもと妻に提案したら反対されていまだ交渉中です。
TRIO展は8/25まで。
たくさんの作品を観て新しい推しを見つけてみてはいかがでしょうか。