先日、会社の後輩の結婚式に参加してきました。
参加する以上はキチンと身だしなみを整えねばと思い、履いていく靴を久々に鏡面磨きしました。
実は最もスタンダードな内羽根のストレートチップを持っていないため、冠婚葬祭にはクロケットジョーンズのエラスティックシューズで出席しています。
当然、持っておいた方が良いとは思っているのですが、スタンダードが故に後回しになりつつあります。
究極のスタンダードをビスポークでというのも粋かなーなんて思っています。
久々の鏡面磨き
私は普段はほとんど鏡面磨きをすることはありません。
昔は仲間と競うように挑戦していた時期もありましたが、今ではからっきしなのですっかり腕も鈍っています。
今回はブリフトアッシュのオリジナルクリームとジョンロブのワックスを使いました。
ジョンロブのワックスは少しだけ柔らかさがあって下地が作りやすくなっています。
雑巾で濡れ拭きした後、乾燥させてからクリームを薄く素手で伸ばしていきます。
そして乾拭きで余分なクリームを拭き取った後、キャップ部分を中心にコツコツとワックスを塗っていきます。
そしてある程度の下地ができたら水を数滴ずつウェスにとり、クルクルと磨いていきます。
なかなか始めるまで腰が重いですが、だんだんと水に溶けて光りだす瞬間はやっぱり楽しいです。
アウトサイドとカカト部分もうっすらと磨いて完成。
あまりにピカピカ過ぎると下品になりかねないので、あくまで控え目な光沢にしています。
新郎より目立たないようくれぐれも謙虚に。(これ以上面倒だったワケではないですよ!)
衣装
ちなみに今回の衣装は、数年前に麻布テーラーでオーダーした結婚式用のダブルブレステッドスーツです。
パンツは太っても気にせず長く履けるように裾幅21cmと太めにしています。
シャツは山神シャツ、ネクタイはリベラーノリベラーノ。
いつもは黒地に銀ドットのボウタイをしていくのですが、どうやらボウタイは夜の正装のようなので変更しました。
日本ではそこまでドレスコードにうるさくありませんが、実際のところ海外ではどうなのでしょうか。
この多様化社会で厳しくドレスコードを求められるのなんて、貴族と王室くらいのモノのような気がするのですが・・・
なにはともあれ結婚式のときくらいしか着用しないスーツですが、クラシックな形でとても気に入っています。
スキャバルの少し重めの生地なので、もう1着軽い仕立ての冠婚葬祭で使えるスーツを作りたいと思っています。
そんなに費用はかけられそうもないので、オンワード樫山のスマートテーラーを試してみようかななんて考えています。(ポリ混はNG)
欲しいモノというか必要なモノがまだまだありそうなので、またなにか手に入ったらご紹介したいと思います。