先日、改めて実家の片づけをしていたところ、驚くことにコードバンのフローシャイムが出てきました。
オールデンでいうナンバー8カラーです。
たしか元々とても古い靴なのですが、実家でさらにエイジングを重ねてホコリまみれでした。(上の写真はブラッシング後です)
せっかくなので自力でキレイにしてみようと思い引き取ってきたので、早速自己流で手を入れてみました。
ブラッシング
なにはともあれまずはホコリをしっかり落とすためブラッシングです。
危険なレベルのホコリ量だったのでマスク着用で行いました。
とりあえず入念にブラッシングした結果がこんな感じです。
古くなったワックスだかクリームが硬化したり、紐も焼けて色が抜けたりしています。
しかし、クラックなどの劣化は見られないため、キレイにさえすればなんてことなく履けそうです。
さすがはコードバン。耐久性がすごいです。
ソールはトゥとヒールがかなり減っているので、アッパーがキレイになった暁には修理屋に交換してもらおうと思います。
水洗い
次は必殺サドルソープで洗っていきます。
希少なコードバンですが、細かいことは気にせずガンガン水につけていきます。
そして大量の泡でクルクル洗っていきます。ここではあまり力を入れなくて大丈夫です。
この時点でかなり水が汚れて大変なことになっていました。洗い甲斐があります。
アッパーはもちろん、インソールとソールにも入念に泡をつけて一旦放置。
その後しっかりと泡を落とすと古いクリームが浮いてきました。
これを取るのが超大変で爪でガリガリやるんですが、ブローキングやピンキング部分までキレイにできず・・・
とりあえず諦めてタオルドライ。
しかしここでまたまた事件が。
下の方にある使ってなさそうなタオルで拭き拭きしていたら、なんとまさか妻が一番大切にしていたタオルだったようで。
オーガニックコットンやら購入当時の思い出話まで持ち出されてしまいとても申し訳ない気持ちになりました。スマン妻よ。
肝心のタオルは真っ赤だったり真っ黒になってしまったので潔く捨てました。
もし、施工される場合はそこまで確認されてからの方が良さそうです。
陰干し
思ったより大惨事に発展してしまいましたが、とりあえず靴を陰干しして本日の作業は終了です。
乾いた後、あの古くなったクリームをどうするか考えモノです。
試したことはないのですが、紙やすりでもかけてみようかな。
とりあえず様子を見てなにかしら手を打ちたいと思います。
この続きはまた後日。後編更新しました!