3月いっぱいで閉館するDIC川村記念美術館に行ってきました。
前から一度行ってみたいと思っていたのですがなにせ千葉県佐倉市は遠い。
しかし今行かなければもう次はないということでドアトゥドアで3時間かけて行ってきました。
当初は東京駅から美術館まで直通60分の有料バスで行こうと思ったのですが、交通費が頭をよぎったためJR佐倉駅から無料送迎バスを使って行きました。
無料送迎バスはポーラ美術館のときみたいな小型のモノを想像していたらガッツリ大型観光バスだったのでビックリ。
しかもほぼ満席になってみんなで遠足みたいな雰囲気で楽しかったです。
ワクワクしながら佐倉市の風景を見つつ約20分で到着。
チケット売り場もコンパクトだったのでまあまあ並びます。
オンラインチケットも出てるのでそちらの方がスムーズです。
少しだけグルっと歩いてお目当ての美術館へ。

いいですねー
建築見るだけでワクワクが加速します。
1990年開館、設計は海老原一郎。
早速中に入ると館内全面撮影禁止と。
ホームページを見ると素敵なスペースがたくさんあるようだったので中の写真撮りたかったなーと思いつつスタートします。
パンフレットを取って鑑賞スタート。
企画展として「1990-2025 作品、建築、自然」が開催されています。
作品リストと音声ガイドはスマホから。
美術館に来てスマホいじるのあんまり好きじゃないのでスルーしました。
美術館に来た時くらいゆっくりデジタルデトックスさせてくれ。
企画展といっても基本的には所蔵されている作品が並んでいるので多ジャンルの作品が観られます。
1人の作家に絞った企画展もいいけどこういう多ジャンルの展示もいいなと今回思い直しました。
風景画が好みなのですが、今回はなぜかレンブラントの作品に釘付けになってしまって。
1635年の作品ってことはすでに約400年経過してるってコレとんでもなくすごいんじゃない?って改めて思いまして。
私も400年とまでいかなくても10年20年先になにか残せるような人になりたいな、なんて急にセンチメンタルになりました。

そんなこんなで年代から国まで様々な作品が約180点集まっていて新しい気付きがあったりなかったり。
閉館のアナウンスから結構な人が来館しているようで平日にも関わらずかなりの人が来ていました。
しかしどこの展示スペースも広々としており窮屈感はありませんでしたのでわりと快適に。
たっぷり2時間ほど回ってさらに庭園もちょこっと散歩してから無料送迎バスに乗り込み帰路につきました。

東京駅から歩いてパパスに寄り道してアーガイルソックスを色違いで買い足し。
さらにクールなカタログもいただきました。
(これ目当てなんてことは決してなく・・・)

そして心地良い疲労感を残しつつ無事に帰宅。
普段は午前中仕事して午後から美術館ってパターンなのですが、たまにはこうして1日かけて小旅行みたいなのもいい刺激になりますね。
ちなみにこの日はラングラーのセットアップにボストンテーラーのグレーツイードジャケット、1年に1度履くかどうかのグリーンのコンバース。
石田洋服店のビスポークPコートにヴィンソンハウスのリュックという出で立ちでした。
(キャップはバイエーのGAPでなくCAP)

好きなモノ着て美しいモノに触れる。
結局コレが1番の気分転換になることがわかりました。
DIC川村記念美術館は2025年3月31日まで。
閉館後は規模を縮小して東京都内に移転するそうですが、移転する前に是非1度行ってみてください。
