ただでさえ更新する時間が少ないのですが、今更ツインピークスやら地面師たちやら極悪女王を観ていたのでさらに滞っておりました。
前回からの続きで、渋谷のボストンテーラーでジャケットを購入した件についてです。
元々はオーダーで作ってもらうつもりでアポイントを入れていました。
メールでオススメの生地をいくつか送ってくれたりと非常にウッキウキでやり取りしていましたが、いざお店で既製品を見つけてノックアウト。
サイズもまさしくジャストフィット。
ということでお買い上げとなりました。
ジャケットの形はボストンテーラーでは定番のI型(いちがた)タイプ。
I型の原型は皆さんご存知のブルックスブラザーズです。
3つボタン段返りで7cmの細いラペルに背中はフックベント。
しかしボストンテーラーのI型はボックスシルエットではなく、ウェストが少しシェイプされています。
これが現代的でカッコいい。
さらに既製品とはいえ、職人さんがビスポークと同じ工程で作っているため随所に手縫いが施されています。
例えばボタンホールやフラワーホールはすべて手縫いによるものです。
ラペルの際のステッチはミシンですが、古い足踏みミシンを使っているそうです。
さらにさらにボストンのジャケットの特徴となるのがラペルより下からの部分の「反り」です。
他のジャケットと比べると明らかに反っており、これによってジャケットがより立体的に見えるようになっています。
このような洋服のディティールは聞いていて飽きません。
生地は少し古めのハリスツイードです。
かなり濃い茶色がベースで黒、オレンジっぽい黄色が混じっており、綺麗なヘリンボーン柄を演出しています。
最近はとにかくチノパンを履く機会が多いので、ブラウンのジャケットは相性抜群です。
チノパンにはネイビーももちろん相性抜群ですが、ブラウンの方が自分には合っているような気さえしてきました。
ジャケットの形は微妙に違いますが、ウディ・アレンのようなコーディネートがしっくりきます。
もちろん当初の目論見にあった、映画ブリットのスティーブ・マックイーンのような着こなしもばっちりです。
ハリスツイードなのでやはりまだゴワゴワした感じはありますが、3年ほど前に購入したグレーのハリスツイードよりはしなやかな感じがあります。
グレーのハリスツイードもしょっちゅう着ていますが、いまだゴワゴワ感が抜けず息子からも不評です・・・
着込むことによって生地や芯地が馴染んできて肩から胸にかけて角が取れて丸くなってくるそうですが、果たしていつそんな日が訪れるやら・・・
なんだかもう冬のジャケットはこのブラウンとグレーのツイードがあれば事足りる気がしてきました。
ネイビーフランネルのダブルジャケットは欲しいところですが、ひとまず置いといて、次はスーツを集めていこうと思います。
手始めに前から憧れていたグレンチェックを・・・
使えるお金が限られているので引き続きのんびりゆっくり集めていこうと思います。
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