ボストンテーラーのスラックス

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更新が少し遅れましたが、1月ほど前に毎度お馴染みの渋谷ボストンテーラーにてスラックスを購入しました。

こちらはオーダー品ではなく、店頭に出ていた既製品です。
 
ボストンテーラーさんでは職人さんの手が空いた時に不定期で既製品を作成しているようでして、ちょくちょく通っていると思わぬ出会いがあったりします。
 
ジャケットは在庫が豊富ですが、スラックスは非常に少なく・・・でもバッチリな1本を見つけました。
 
元々は秋冬用のジャケットを探しに行ったのですが、よくよく考えると欲しいのはジャケットだけど必要なのはグレースラックスということで途中から路線変更。
 
チャコールグレーのフランネル素材のスラックスです。
ノータックかつ非常にオーソドックスなので間違いないヤツ。
 
以前にバタクで作ったグレースラックスもいまだに非常に気に入っており、この2本をダブルエースとしてしばらくやっていくつもりです。
 
↑色味を分かりやすく。下からボストン、バタク、バタクのスーツ
 
試着したときはウエストが少しタイトかと思いきや、数回履いたらすっかり馴染みました。
 
全体的にゆったりしていて、裾幅は21cmありますがどういうわけかもっと細くシャープに見えます。
 
クリースの位置が足の親指の位置に来るように設計されているとは聞きましたが、おそらく他にもテクニックがありそうです。
 
よくありがちな、ふくらはぎにホーズが引っかかっちゃうのもありません。
これ非常に快適。
 
唯一、不満点といえばやっぱり慣れないボタンフライ。
でもロマンがあるからいいんです。
 
裾はもうダブルってだけ伝えてあとはお任せで。
裾の処理を安心してお任せできるお店と出会えたらこの先もう安泰です。
 
内側も複雑ながら非常にキレイに作られており、見れば見るほどいい買い物をしたとにんまりしてしまいます。
 
ただの平面だった布になぜこのような凹凸ができるのか不思議かつこういうところに萌えてしまう。
 
価格はアンダー3万円。
ビスポークと同じ工程で作っているらしく、手仕事も多分に入っているのにこの価格。
 
さらにプラス料金でパターンオーダーも可能とのことなので、この先スラックスはもう全部お願いしちゃいたいくらい。
 
目的を達成したあとは次のジャケット生地を見せてもらったりと相変わらずの魔境を探索させてもらいました。
これはまったく飽きる気配がありませんね・・・
 
しばらく通ってみようと思います。
 

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